Creativity Sharing and
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オリンピックに向けたプチ災害の緩和 ~競技場エリアの大混雑分散によるパニック防止~

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【アイデアソンの概要】 「地域の課題を解決するためのアイディアを考えよう!~アーバンデータチャレンジ2014 × Linked Open Data チャレンジ Japan 2014~」  アイディアの種や地域課題に関するライトニングトーク>防災分野 ・G空間EXPO2014 AIGIDシンポジウム内 ・平成26年11月14日(金) 14:00-16:45 ・日本科学未来館
Update: Dec 1, 2014

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オープンデータ・ユースケース・コンテスト オープン化推進部門で優秀作品に認定された、チームよこはまによるアイデア 「観光・交通・住民生活を連携・融合するオープンデータプラットフォーム」の ブラッシュアップです。
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Creativity Sharing and Entrepreneurial Support Login Language powered by Language Setting x English 日本語 [Japanese] Home About Tutorial Examples My page Create New ←オープンデータ・ユースケース・コンテスト 表彰式 web search ツイート Image detail 観光・交通・住民生活を連携・融合するオープンデータプラットフォーム オープンデータ・ユースケース・コンテストでオープン化推進部門で優秀作品に認定 作品名:観光・交通・住民生活を連携・融合するオープンデータプラットフォーム チーム/団体名: チーム よこはま 氏名・所属(敬称略): 飯田 浩次(東芝ソリューション株式会社) 川村 隆浩(株式会社東芝) 長野 伸一(....
Update: Dec 1, 2014 (Yoichi Wada)
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【プチ災害】 昨今、大地震や土砂災害など大きな災害の発生が、不安視されています。 それらは、暮らしの中で突如発生する大小のアクシデントのひとつです。 例えば、皆さんも「ゲリラ豪雨」の発生でくるぶしまで水に浸かったり、震度3程度の地震で列車の遅延に遭遇した経験はあるのではないでしょうか? その他、通行止めや交通渋滞、イベント開催による大混雑など、ちょっとしたアクシデントは日常茶飯事では? このようなアクシデントも、油断や周辺状況などの因子で、大きな事故に繋がるケースも無いわけではありません。 そんな普段の生活で起こる、災害にまでは至らないアクシデントを「プチ災害」と呼び、解決のためのアイデアを議論しました。 (1)目指す課題解決のすがた 「競技観戦の来街者も、地域住民も 笑って済まされる程度のアクシデントで済むように。」 (2)課題のシーズ 2020年に、東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、その際は世界中から、日本を目指して多くの方が訪れます。 競技場やターミナル周辺の混雑のほか、ゲリラ豪雨や列車遅延のようなアクシデント発生は免れません。 そんな中で、  ・来街者は、見知らぬ土地、対処法がわからない。  ・地域住民は、混雑やパニックの発生により普段の生活が侵食されるのでは。 場合によっては、大きな災害につながってしまうこともあり、行政などによる対応も大変です。 私たちだけで身を守ることもきっと難しい。 そんな不安をゆるっと、上手に解決する手段を発見したい。 (3)事例と課題 チームよこはまでは、最初のアイデア提案に際し、新横浜周辺について調べてみました。 ・日産スタジアム 収容人数 約7万人(マリノスホーム、2002 FIFAワールドカップ決勝スタジアム) ・横浜アリーナ  収容人数 約1.7万人(かながわ・ゆめ国体開催、サザンやジャニーズのライブといえばココ) ・新横浜駅一日乗車人員 約12万人(新幹線、JR在来線、地下鉄) ・小机駅一日乗車人員 約1万人 オリンピックを機会に、競技だけでなく、観光により様々な日本を知ってもらいたいという、日本観光への誘導の一方、 大勢の人の移動が心配、私達の普段の生活交通は大丈夫?という不安もあります。 従来の「混雑回避」だけを目的としたルート案内の場合、案内先で新たな混雑が発生したり、 生活エリアへの混雑発生により新たなトラブルの火種になる懸念もあります。 (4)解決の方向性 競技場やイベント会場からの移動で、さまざまな行動方法を提案できれば、人の流れが分散して、混雑の緩和につながるのでは? 「混雑の発生状況を知る」から、「分散・緩和にむけた誘導」へのシフト。 混雑の発生は、混雑の場に遭遇している人々が、状況・情報・経験などから判断した結果。 この意思決定プロセスに、今までと違った視点からの情報を渡して、違った結果を生み出せないか。
【話題提供LT】オリンピックに向けたプチ災害の緩和 ~競技場エリアの大混雑分散によるパニック防止~
Update: Dec 1, 2014 (Yoichi Wada)
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アイデアソンでは、下記のような議論を行いました。 (1)アイデア名 おもてむき☆おもてなし ~減災がウラテーマ~ (2)さまざまなリスク ・会場から最寄り駅までの混雑は、わりと深刻  >終了時間に人が集中する  >休憩・トイレも、飲食店やコンビニの混雑でままならない ・地域でも、飲食店などではチャンス、住民はリスク   >観戦者は「一度きり」、生活者は「いつも」   >住んでいても、巻き込まれるだけでメリットがない ・観戦後は盛り上がりや興奮を維持したまま帰路に   >騒ぐ、傍若無人、敷地の立ち入りや座り込み   >ホームチームとアウェイチームのサポーターの衝突が心配 (3)もしかして~どうだろう ・駅~会場までの最短距離など特定の道路が混雑しているのでは?   >少し通りをずらすと空いている道がある。   >沿道の飲食店・コンビニに客が集中している。 ・そんなに急いで帰らなくても良いのでは?   >観戦者同士で、この盛り上がりを共有したいという人は少なくない。   >クールダウンが必要ではないか ・初期アイデア 「移動経路」や「道」の案内ではなく、 混雑していないエリアの一服できる店舗を案内してはどうだろう? (4)情報を提供する際に必要な情報は? ・イベントの開催情報   >いつ、どこで、どのくらいの規模、開催時間、会場・閉場時間   >地域の混雑が予想される時間時間帯の情報が提供できると良い ・エリアの店舗情報   >店名、所在地、営業時間、キャパシティ   >リアルタイムな空席情報もわかると良い   >アウェイチームのサポーター歓迎などの情報も ・地域の情報   >周辺地図   >商業地区の範囲   >移動ルートや移動手段   >実際のヒート(混雑)状況 ※比較的一般的な地域情報のようだ。 (5)中間まとめ【情報活用のイメージ】 ・渋滞案内・迂回ルート案内という通過を捌くという作業から、 回避経路を示すのではなく、混雑しているホットスポットを避けながら、 店舗の空席情報やクーポン券の提供により、滞在を促す多様な回避提案へ転換。 (6)実現に向けた課題 ・クーポン、利用ポイント、割引の原資はどうする? case1. 店舗負担  >飲食店に、負担に対するメリットを示せるか?  >ビール中ジョッキ1杯サービスとして、400円×100人=4万円  >来店客1人あたりの支払額、お得と感じるサービスレベルのさじ加減 case2. 地域商業団体負担  >加盟店からの会費で運営しているので、団体加盟店と、それ以外の店舗との関係はどうする。 case3.自治体や商業団体負担  >混雑緩和に行政が負担する警備や誘導にかかる経費の削減分として捻出するとして、効果測定は?  >実際には、警察、市役所のほか主催者、商業振興組合など複数?  >役所が特定の地域などだけにメリットがある施策をうてるのか? ・情報提供の方法は適切か?  >地域情報アプリの場合、常連ではない来街者など、本来使ってほしい人に届くのか? (7)視点の追加 ・従来  >アイデア側:   良い手法やアプリを提案、開発したら役所に買ってもらおう。   こういうアプリを使わせたい。これを使えば課題が解決できそう。なぜ使わない。  >役所、利用者:   民の力を使い、行政の負担なしで課題解決をもくろむ。   さまざまなアプリがありすぎて食傷気味。 ・これからの視点  >「私だったら、こうあるとうれしい」という視点  >行政や助成金に頼らない方法の模索 (8)課題・視点の置換 ・楽しむ、楽しんだ人たちによる互助  >サポーターによるアフター飲み会が行われたり、スタジアム近くに店やスペースを運営してしまうコアな人も  >サポーター同士ボランティアによる誘導やバスのチャーターなどを行うことも  >同人誌イベントでは、売る人も買う人も「参加者=客はいない」  >ディズニーランド、舞浜周辺のようにファン=地域住民が理想 ・情報の提供手段、情報自体を集める手段  >サイトやSNSでサポーター同士情報交換などを行ったりしている。  >観戦チケットならばみんな持っているのでは。 (9)新たに発想したアイデア ・クラウドファンディングの仕組みを活用 ・ICTにこだわらず、イベントに必要なものを使う ・アイデアや行動を募る   >観戦アフターの会場や、移動手段など混雑緩和や快適向上のアイデア実現手段と、その出資を募る。   >観戦チケットに情報提供サイトのアクセス先を印刷。   >会場周辺でのボランティア公募。 (10)新しいアイデアにより集まることが期待される情報 ・協力者の情報   >混雑が許容できる人、地域   >混雑解消の協力者(トイレ貸出、雨宿り)   >混雑解消コストの出資者 ・協力者による詳細な情報   >店名、所在地、営業時間、キャパシティ   >店舗からの自己アピールや、アウェイチームのサポーター歓迎などの情報も (11)アイデアのまとめ ・単体のアプリではなく、情報を活用した「サービスの仕組み」づくり ・「混雑」に的を絞ったが、帰宅難民や浸水エリアを避けるためにも使える。   >プチはもちろん~大きな災害にも対応の可能性。
【アイデアソン成果】オリンピックに向けたプチ災害の緩和 ~競技場エリアの大混雑分散によるパニック防止~
Update: Dec 1, 2014 (Yoichi Wada)

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