【データセットの詳細】
1.目的
漢方の難しい仕組みをわかりやすく整理することを目的としました。漢方を上手に使って美容・健康になるための基本的情報として用いることができます。
2.概要
「Lady’s Open Data チャレンジデー ハッカソン」(2014年12月21日開催)にて、開発されたデータセットです。身近な食材の漢方上の分類をデータセットにまとめました。
3.データセット詳細
身近な食材の「五臓」、「五味」、「五性」を確認することができます(食品→効用)。
漢方の分類から食材を検索することに使えます(効用→食品)。
標準的な食材名に、異なる表記が存在する場合の類語項目を加えて、リンクしやすいようにしました。
(例)「(標準)食品名:たまご」、「類語:卵、玉子、タマゴ」
外国人の方々にも親しんでもらえるように薬膳に適した英語表記の項目も付けました。
五臓(ごぞう)「肝(かん)|脾(ひ)|心(しん)|肺(はい)|腎(じん)」
五味(ごみ)「甘|酸|辛|苦|鹹」
五性(ごせい)「熱|温|平|涼|寒」
五臓は、食物がどの経絡から入ってどの臓器に影響を与えるかの分類です。注意は実際する臓器を表しておらず、その臓器が関係する働きなども含んでいます。
五味は、味覚で分ける分類です。注意は、実際に食べて感じる味とは必ずしも一致しないことがあります。
五性は、体を温めるか冷やすかという分類です。温と熱のものは体を温める働きがあります。涼と寒のものは体の余分な熱を冷ましたり、気持ちを落ち着ける働きがあります。平のものはどんな体質の方でも食べてよく、普段からよく食べる物が多いです。
4.注記
「五臓」、「五味」、「五性」以外の性質は、「注釈」項目に入れてあります。食材「はすのみ」は「五性」に含まれない「渋」という性質があり、「注釈」に入れてあります。