Creativity Sharing and
Entrepreneurial Support


(第2回 データサイエンス・アドベンチャー杯 一般部門最優秀賞) チーム名:アズマー(東北大学) データから学生のよりよい企業選択のヒントを得る。雑誌、特に総合誌の頻出単語から「電子業界・エネルギー業界」が、世間の注目が高い業界と把握。新聞データからは、記事につけられた分野を企業ごとに付与し、クラスター分析により企業をグルーピングした。雑誌から得られた業界と思われる2クラスタを選択したところ、電子クラスタは10企業、エネルギークラスタは8企業だった。次に文献データから当企業が機関名の論文を抽出し、その分野を企業ごとに集計する。分野出現頻度を円グラフにすることで、各企業の強み分野がわかった。今回は、より雑誌トレンドに合う企業として「KDDI、三菱電機、日本電気、富士通」「東京電力、関西電力」に絞り、さらに各企業の有価証券報告書から年収や従業員数比較を行い、よりよい企業を選択した。最後に名寄せデータと論文年次推移から機関所属の変遷をたどることで、キャリアアップイメージをつかむことができた。
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(第2回 データサイエンス・アドベンチャー杯 一般部門最優秀賞) チーム名:柏陽小町(神奈川県立柏陽高校) 日経BP社の雑誌記事データを使用。震災が人々の「節電」に対する意識にどのような変化を与えたのかを調べた。発表内容は第1章と第2章とに分けた。第1章では“東日本大震災とWord「節電」 “というタイトルに基づき、人々の意識の変化を調べた。結果、2010年から2011年にかけて記事数が急激に増加しており、記事の内容も趣旨の異なるものへと変化していた。東日本大震災が人々の節電に対する意識に影響を与えたといえるだろう。震災後の月ごとの節電の記事数も比較したところ、夏本番を前に注目度が高まっており、年末の記事に節電が多く取り上げられていたことがわかった。第2章では、タイトルのように“節電とともに注目されたもの”をさがした。結果、節電と「エアコン」が密接に関係していることがわかった。震災前後で注目度に変化はみられなくても記事の内容や扱いが変化したものはあることがわかった。しかし、人々は忘却してしまうものであるため、今後も節電について考えていく必要があると思われる。
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