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オープンシラバス Project(知を俯瞰するために)

License : CC0
現在日本には国公立、私立全てを併せて780校ほどの大学があるが、そこでの教育内容に関しては、シラバスという形式で、その科目の詳細が公開されている。しかし各大学で公開レベルやフォーマット、スキーマなどが統一されておらず、学外からそれらを閲覧することするら困難である。本プロジェクトでは、大学のシラバスをオープン化し、大学教育を俯瞰することを目指す。
Update: Oct 12, 2015

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【エントリー部門】 アイディア部門 【応募者属性】 社会人 【応募者名】 春木良且 【エントリー作品のURL】 http://idea.linkdata.org/idea/idea1s1265i 【エントリー作品の権利指定】 CC-BY 【エントリー作品の詳細説明】 大学のシラバス自体のオープン化を目指す。 現在日本には国公立、私立全てを併せて780校ほどの大学があるが、そこでの教育内容に関しては、シラバスという形式で、その科目の詳細が公開されている。しかし各大学で公開レベルやフォーマット、スキーマなどが統一されておらず、学外からそれらを閲覧することするら困難である。 本プロジェクトでは、大学のシラバスをオープン化し、最終的には、大学教育を俯瞰することを目指す。 【利用しているオープンデータ】 【利用しているパートナーリソース】
Update: Oct 12, 2015 (Yosikatu Haruki)
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【プロジェクトの概要】 シラバスとは、その授業科目の目的や到達目標、概要、成績評価方法と基準、授業計画等について記載した文書のことである。シラバスを「大学(教員)と学生との契約」と位置づけている大学もある。   シラバスには、主に以下の3つの情報が含まれている。  ①科目管理情報  ②授業概要  ③授業計画 ①は各学校での事務管理情報であり、②③は各担当者による授業そのものの内容を示している。 スキーマやデータ形式などは、各学校やシステム依存であり、共通するフォーマットは存在していない。また上記で示すように、複合表であるため、正規化がなされていない場合も多い。 シラバスは、様々な学術データベースや知的資産のデータベースと深い関連があり、LOD化することによるメリットは非常に多いと思われる。 本プロジェクトでは、大学ではどういう学問がどのように扱われているのか、それを俯瞰する「知のマップ」が、シラバスを中心に構築できると考えている。しかし現状では、シラバス自体が学内の限定公開であったり、PDF等再利用できない形式である場合など、決してオープン化されていない。さらに、当年度のシラバスは、年度限りで破棄されてしまうのが殆どである。 シラバスは、大学のみならず、教育における大きな資産であり、それらをLOD化することで、日本の知性を俯瞰し、蓄積、継承していくことに有効なツールとなることを確信している。
Update: Oct 12, 2015 (Yosikatu Haruki)
Movie detail
13:06より Code for Japan Summit 2014 でのプロジェクト計画の報告
【CfJ Summit 2014】コミュニティデザイン: 地域を学ぶ、地域と学ぶ、地域に学ぶ -文科系女子大発Code forに向けて-
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)
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シラバスとは、その授業科目の目的や到達目標、概要、成績評価方法と基準、授業計画等について記載した文書のこと。 シラバスを「大学(教員)と学生との契約」と位置づけている大学もある。  
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)
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シラバスには、主に以下の3つの情報が含まれている。 ①科目管理情報 ②授業概要 ③授業計画 ①は各学校での事務管理情報であり、②③は各担当者による授業そのものの内容を示している。 スキーマやデータ形式などは、各学校やシステム依存であり、共通するフォーマットは存在していない。 また上記で示すように、複合表であるため、正規化がなされていない場合も多い。
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)
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シラバスは、様々な学術データベースや知的資産のデータベースと深い関連があり、LOD化することによるメリットは非常に多いと思われる。
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)
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大学ではどういう学問がどのように扱われているのか、それを俯瞰する「知のマップ」が、シラバスを中心に構築できると考えている。 しかし現状では、シラバス自体が学内の限定公開であったり、PDF等再利用できない形式である場合など、決してオープン化されていない。 さらに、当年度のシラバスは、年度限りで破棄されてしまうのが殆どである。 シラバスは、大学のみならず、教育における大きな資産であり、それらをLOD化することで、日本の知性を俯瞰し、蓄積、継承していくことに有効なツールとなることを確信している。
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)
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【提案の背景】 経営情報学会の中の研究部会として、2015年度より社会連携型PBL研究部会を設立し、各大学での教育実態を調査している。そのために、公開されているシラバスを元に、各大学での展開科目を検索したい。シラバスが、教育実態を示す唯一の資料源だからである。 大学が企業やNGOなど、学外の様々なセクターと連携しながら学びを実施する「社会連携型」のPBL(プロジェクト学習)は、現在どのような大学で、どういった科目で、どういう教員が、どういう内容で、どこと連携して実施されているのであろうか。一体、その科目は現在日本で何コマ位が開講されているのだろうか。 それが直接の要求である。 しかし現状のでは、シラバス自体をオープンデータとして公開している大学は皆無であり、学外に公開されていても、HTML形式のものが殆どであり、データそのものの公開例は殆どない。またPDF形式での公開例も多く、あくまでも紙の代替でしか過ぎない。 シラバスは単なる科目の紹介ではなく、研究者、教員が学生に伝えるべき知識を示したものである。今大学生が学んでいることは、全てシラバスに書かれていると行っても過言ではない。 そのそも学問領域は、特定の科目だけで閉じている存在ではなく、学内外を問わず、様々な情報、知識と関連があるはずである。大げさに言えば、シラバスはその大きな知識の体系を示すインデックスのようなものであり、大学で扱われている知識や教育の内容を知るためには、重要な緒である。 昨今、日本の大学の世界におけるレベルが云々されることが多い。 しかし、教育の実態を俯瞰しない限り、今後の教育を考えることもできないだろう。
経営情報学会・社会連携型pbl研究部会 https://www.facebook.com/jasminPBL
経営情報学会・社会連携型pbl研究部会 - いいね!96件 · 3人が話題にしています - 経営情報学会中に、大学外のセクターからの課題を元に実施する「社会連携型PBL(プロジェクト学習)」にフォーカスを当てた研究部会を設立しました。
Update: Oct 11, 2015 (Yosikatu Haruki)

Grant Information

Suggested fund information for realizing the idea.

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