今回のハッカソンで次の9作品が発表された。
・自作OS(mopp) オーディエンス賞1位受賞
自作のOSをRaspberry PI ZEROに組み込んでLEDをチカチカさせる作品。
2日間ではエルチカまでで限界でした。
・これからのエルチカ(hoshi)
Fab蔵の天井に照明として設置されているPhilips hueをRaspberry PI ZEROから操作し、色をランダムに変える。元の色に戻す機能はつけていない。
・フリスク(とくのう)
「いくら小さいといってもフリスクの箱には入らない」と言われているRaspberry PI ZEROをフリスクの箱に収めた。箱の淵をガリガリ削ればなんとか収まるらしい。
・ベーダ卿のライトセーバー(ベーダ卿)
WebインターフェースからRaspberry PI ZEROを操作し、接続されているサーボモーターを動かしてライトセーバーの発光ボタンを押す。仕掛けは超アナログ。
・ハイテクソード(山ちゃんず) 市長賞、オーディエンス賞3位受賞
ライトセーバーの発光部とボタンの間にRaspberry PI ZEROをかませて制御。さらにバンドで脳波(フォース)を取得して、その値で発光を変化させたかったが、今回はそこまで届かず。
・IoTによる快適会津若松観光案内のご提案(尾作)
※途中参加のためアイデアのみ
IoT(Internet of Toilets)により公共施設のトイレの空き状況を確認できるようにする。鍵の部分にRaspberry PI ZEROとセンサーを付け、今入っているのかいないのかを地図上に表示する。またRaspberry PI ZEROは画面出力があるので、トイレ内にデジタルサイネージを設置して観光地の紹介をするとさらに有効活用できるのでは。
・Angel Module(IPL)
研究室の天井に萌えタペストリーを吊るしたら教授から怒られたが、夜間だけ吊るす許可が出たので、Raspberry PIとモーターを使ってスマホからタペストリーの巻上げと展開をできる装置を作った。時間指定での制御も可。
・スマホあるきくん1号(Dasenasasou)
Raspberry PI ZEROに人感センサーとLEDライトを組み合わせ、ベルトや胸ポケットに掛けておくと歩きスマホをしていても前の人に気付ける装置を作った。
・XWatch(Team Mizuki)
リストバンドにRaspberry PI ZEROと小型液晶、USBハブをくっつけて腕時計のようなデバイスを作った。Apple Watchなどは「防水」を理由に密閉されているため全く拡張できないが、 XWatchは防水という逃げをなくし、自由にカスタマイズできるopen wearableなものにした。名前のとおりX Windowが立ち上がっており、マイクに向かって話すと音声認識でコマンドを入力できる。
[番外]
・PETSでR2D2
株式会社デザイニウムで開発中のプログラミング学習ツール「PETS」に厚紙を巻き、上からR2D2型の土鍋の蓋をかぶせてみた。スタートするとそこはかとなくR2D2っぽい動き。
Update: Dec 14, 2015
(会津若松市情報政策課)