【エントリー部門】アイディア部門
【応募者属性】学生
【応募者名】野本、伊藤、サム、金子、村瀬
【エントリー作品の権利指定】CC-BY
【エントリー作品のURL】なし
【利用しているオープンデータ】
・森林の航空レーザー測量データ(単木ごとの樹種・樹高・胸高直径)
※現在オープンデータにはなっていないが、都道府県によっては申請により利用可能。
各地で測量が行われ、オープン化されれば全国各地で適用可能になる。
・森林のDEM(標高データ)、林道・作業道データ
※都道府県によって、オープン化されている場合や、申請により利用可能な場合がある。
【利用しているパートナーリソース】なし
【エントリー作品の詳細説明】
現状の丸太・木材の流通は、林業者が原木市場に丸太を供給し、木材産業側が市場でセリによって丸太を購入しする形態が一般的であるが、原木市場にて需給情報が分断されているため、需給のミスマッチが生じており、過剰供給による価格下落や、供給不安定による国産材嫌厭の一因となっている。
また、丸太の採材は2m・3m・4m・6mという長さで行うことが一般的であるが、長さの刻みが粗いために、製材側でカットしたり、長さ不足で1段階上の長さを購入したりというロスが発生していると考えている。
そこで、木材産業側の需要情報を林業側につなぐことで、適切な需給バランスを維持し、価格・供給の安定を図ることにより、原木単価の向上と国産材需要の増加を図る。また、製材側が本当に必要としている長さで採材を行うことで、歩留改善による付加価値向上と、これまで外材が多く用いられていた2x4材や横架材など、新規需要の開拓を目指す。
Update: Jan 16, 2017
(野本浩幸)