岡山県津山市においてオープンデータの取り組みが始まったのはちょうど2年前。オープンデータとは何か。オープンデータをどう活用するか。手探りの状況で何もわからないままやっていました。
ちょうどそんなとき市内のいい場所に、いろんなことに興味がある、けど何をしたらいいのかわからないといった人たちが集まる場所ができたのです。外と中の境界線のあいまいな、なんとなく「縁側」のような、人を引き寄せる場所=ZibaPlatformが誕生しました。
そこに集まる気のいい仲間たちと地域課題について語ったところ、様々な立場の者が垣根をこえて話ができるようになりました。「Ziba」に集まった仲間たち「Team Ziba」が今回共同編集者に名を連ねているメンバーです。
メンバーの紹介をしておきます。
津山工業高等専門学校 松島研究室
株式会社ワードシステム 北村
株式会社マルイ 食育推進室 春名
津山市 黒瀬 小坂 小山
アドバイザー 名古屋大学 遠藤
高専の学生が主体となって取り組んでくれた昨年のオープンデータデイのイベントの中で、「食」をキーワードに何か考えたらどうだろうか、という提案がなされました。
岡山県津山市は鳥取県境のまち、中山間地域に位置するまち、農業を営む方が多いまち。地元出身の同級生との会話の中で感じた課題。その課題を解決するため、Team Zibaのメンバーとあーでもない、こーでもないとやっていくうちに、今回のアイデアにたどり着きました。
津山の資源である野菜を余すところなく利用し、ぐるぐると循環する計画「津山うずまき野菜村システム」の誕生です。