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小野恵子*1・宮内はじめ*2・白松俊*3・河口信夫*4・五十嵐康伸*5  「未来スカウター」はウェブ上で、日本全国の市町村それぞれの人口の動きをみられる地図ベースのツールです。市町村レベルでの人口増減は出生数と死亡数のバランス(「自然増減」)と、転入数と転出数のバランス(「社会増減」)に分けて考えることができます。人口増減はその地域の人口構成と深く関係していますが、同時に都市圏からの距離など地理的な影響も強く受けています。そこで、ユーザーが自分の住んでいる町と近隣の町、あるいはこれから住みたい町の人口動向をオンラインで容易に比較できるように作られたのが「未来スカウター」です。地図は2016年の人口増減パターンによって塗分けられており、市町村を選んでクリックすると、その町の人口データが表示されます。 *1: 国際基督教大学 社会科学研究所 *2: Code for Nagoya, OSGeo財団日本支部 *3: 名古屋工業大学大学院 工学研究科 *4: 名古屋大学大学院 工学研究科 *5: パーソルキャリア株式会社
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歴史的行政区域データセットβ版は、行政区域の歴史的変遷をたどることが可能なデータセットです。時代ごとの行政区域データをGeoJSON形式で提供することにより、ウェブ地図上に簡単に行政区域を表示できるようになります。また過去の行政区域の変化をアニメーション表示すれば、市区町村が歴史的にどのように変化してきたかを学ぶこともできるでしょう。現在、行政区域GeoJSONの数は約82,000件です。 歴史的行政区域データセットβ版の特徴は、行政区域を上記のポリゴンとして提供するだけでなく、ポリゴンを代表する点の情報も合わせて提供する点にあります。そのために、複数のオープンデータを統合して行政区域の代表点を推定するアルゴリズムも開発しました。 ただし、過去の行政区域については記録が不確かである部分も多く、正式な記録に基づくデータセットを構築するのは大変難しい課題です。そこで現在のところは「β版」として公開し、今後のデータの充実に向けた要望の調査やコラボレーションの可能性などを探りたいと考えています。
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定型のグループ間の回覧板(行政区・区分された地区)。その人の希望するグループ間の回覧板 。その分類は随時、変更できる。(本アイデアはCode for Japanが運営するアイデアソンにおける成果を代行して登録したものです)
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